小満の候の時期はいつ? 読み方や意味、例文を紹介!

5月といえば、地域によって差はありますが、若葉が萌え、生き物が活発に動き出す、そんな季節です。
暑さに向かう前の、すがすがしい過ごしやすい時季ではないでしょうか。
5月のカレンダーに、小満と書かれた日があります。
あまり聞き慣れない言葉ですが、小満の候とは、いつ頃のことを指すのでしょうか?
なぜ、小満というのでしょうか?

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小満の候の時期はいつ? 読み方は?

5月のカレンダーを見ると、八十八夜、立夏などと共に、小満という文字が書かれています。読み方は「しょうまん」です。
八十八夜や立夏はイメージできても、小満は聞いたことがないという方も多いかも知れませんね。
小満は、5月21頃にあたります。
小満の候は、「しょうまんのこう」と読み、小満の5月21日頃から6月4日頃の期間のことです。

小満の意味は?

「満」は、「命が満ちる」の意味です。
植物がぐんぐん生長し、地上が多くの命で満ちるという意味になります。
また、畑では前年に植えた麦の穂が実り始める頃でもあり、「少し満足する」という意味も。
西日本では走り梅雨が見られ、田植えの準備を始める時期です。春から夏へ季節が移行する頃で、衣替えが行われますね。
江戸時代に書かれた「こよみ便覧」には、「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」とあります。

小満は、二十四節気のひとつです。
二十四節気というのは、1年を24等分する考え方で、古い中国の暦に基づいています。多くのカレンダーに、この二十四節気が記入されていますね。
小満の次の二十四節気は、カレンダーの6月4日頃に記されている芒種です。小満から芒種の前日までの期間が小満の候になります。

小満の候を使った例文

小満の候は、手紙やハガキの冒頭に書かれる、季節の挨拶として使われます。これを時候の挨拶といいます。季節を表し、また相手の安否をたずねる意味もあります。

「小満の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます」
「小満の候、〇〇様にはご無事でご活躍のことと存じ上げます」
「小満の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます」
「小満の候、貴社いっそうご隆盛のこととお慶び申し上げます」
「小満の候、貴店いよいよご発展の由、大慶に存じます」
目上の方やビジネスシーンでは、このような書き方がふさわしいでしょう。

親しい間柄では、小満の候を使わず、もう少しカジュアルな言葉でも季節の挨拶を表現することができます。
「風薫る季節となりました。お元気にしていますか?」
「日中は汗ばむ陽気となりましたが、いかがお過ごしですか?」

小満の候を使用した文も、使用しない文も基本的には同じ、
「5月の緑が萌え出でて心地よい季節となりましたが、元気ですか?」
という意味合いになります。

小満の候を使う場合、6月4日頃の芒種からは、時候の挨拶は芒種の候となりますので、ご注意を。

また、文末も、書き出しと同じように、季節を感じられる言葉+相手への気遣いで締めくくりましょう。
「過ごしやすい季節ですが、ご無理をなさいませんように」
「暑い季節へ向かいますので、お体にお気をつけください」

普段あまり使うことのない小満という言葉ですが、この時季に手紙を書く際には、ぜひ使用してみて下さいね。
さりげない一言ですが、命に満ちあふれる季節を喜ぶ気持ちを、共有できるのではないでしょうか。

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