啓蟄の候の時期はいつ?読み方や意味、例文を紹介!

「啓蟄」普段あまり使うことのない難しい漢字です。

1月の大寒や2月の立春などと同じように、3月のカレンダー記されていますから、季節を表す言葉だというのは、何となくわかりますね。

「啓蟄の候」とは、いつまでのことを言うのでしょうか?
読み方や意味もご紹介します。

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啓蟄の候の時期はいつ?読み方は?

大寒や立春など、カレンダーに季節を表す言葉が書かれているものが多いかと思います。
これは、1年を24等分する二十四節気と言って、もともとは古い中国の暦からできたもので、その二十四節気のひとつが「啓蟄」です。

「啓蟄の候」は「けいちつのこう」と読みます。
3月5日前後の「啓蟄」から、次の二十四節気の3月20日前後の「春分」の前日までの期間が「啓蟄の候」にあたります。

啓蟄の意味は?

「啓蟄」の2文字は、「大寒」の「寒」や「立春」の「春」などのように、漢字一文字を見て、季節をイメージできるものとは違いますよね。

「啓」は、「開く」「開放する」という意味があります。
「蟄」は、「虫が土の中にこもる」という意味です。

寒い時季、土の中で冬ごもりをしていた虫達が開放する……そう考えると、わかりますね。

虫達が冬ごもりを終えて、土の中から出てくるという意味合いになります。
虫達が活動を始めるくらい、暖かくなったということなのですね。

それに、なるほど「蟄」には「虫」という漢字が使われていますよ。
ようやく納得というわけです。

ちなみに、「啓蟄」は、雛人形を片付けるのによい日とされています。

啓蟄の候の例文

二十四節気の言葉を使った時候の挨拶というものがあります。
「立春」なら、次の二十四節気である「雨水」の前日まで、手紙文などで「立春の候」と、書き出します。

ところが、「啓蟄」を使うことは、あまりないかも知れません。

使用する場合は、

「啓蟄の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。」
「啓蟄の候、皆様にはいよいよご健勝のこととお喜び申し上げます。」

という具合になり、次の二十四節気の「春分」の前日まで、使用できることになります。

ただ、3月に入ると、長かった冬が終わりを告げ、春めいてくるものです。
ですから、時候の挨拶では「啓蟄の候」を使う代わりに、

「早春の息吹が感じられ」
「ようやく春めいてまいりましたが」
「水ぬるみ」

などを使用することが多いかも知れません。
「春」などを使用した方が、春の喜びが伝わりそうですね。

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