雨水の候の時期はいつ?読み方や意味、例文を紹介!

「雨水」→「あまみず」と読みたくなってしまいますが、時候の挨拶として使用される「雨水の候」の読み方は、違います。

2月のカレンダーを見ると、「雨水」と書かれた日があります。
この頃が「雨水の候」というわけですね。

雨とはあまり関係がないように見える真冬の時期ですが、なぜ「雨水」と言うのでしょうか?
またその時期は、いつまでなのでしょうか?

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雨水の候の時期はいつ?読み方は?

「雨水の候」は、「うすいのこう」と読みます。手紙などで、冒頭に挨拶文として使用されていることがあるかと思います。

「候」というのは、中国の古い暦で、陰暦による1年の360日を72等分した5日間のことを指します。

同じく中国の暦に基づいた1年を24等分した「二十四節気」のひとつが「雨水」になります。
毎年2月19日前後が「雨水」にあたります。次の二十四節気である3月4日前後の「啓蟄」前日までが「雨水」です。

七十二候では、さらに3等分され、2月23日頃までの初候を「土脈潤起」(どみゃくうるおいおこる)、2月24日頃から28日頃までの次候を「霞始靆」(かすみはじめてたなびく)、3月1日頃から3月4日頃の末候を草木萌動(そうもくめばえいずる)といいます。

雨水の候の意味は?

ではなぜ雨と水なのでしょう。

それは、春が近づき、これまで降っていた雪が雨に変わるという意味があります。雪解けの頃というわけですね。

まだまだ2月。寒さが厳しい時期ではありますが、日照時間が少しずつのび、春の息吹が感じられるようになります。
雨水は、古くから、農耕の準備を始める時期の目安とされていました。

雨水の候の例文

手紙文の書き出しですが、「拝啓」などの頭語から始め、時候の挨拶と続きます。
頭語によって文末の結語も決まりますので注意しましょう。
「拝啓」なら結語は「敬具」となります。

「雨水」を使った例文をご紹介します。

「雨水の候、貴社ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。」
「雨水の候、皆様にはいよいよご健勝のことと、お喜び申し上げます。」
「雨水の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。」

雨水の候の期間は、2月から3月へと月が移行します。
まだまだ記事しい寒さが残る2月と、春の兆しが見え始めた3月とで、イメージが変わりますよね。

2月中であれば、
「なお厳しい寒さが続きますが……」

3月に入ってからは、
「寒さもゆるみ、ようやく春めいてまいりました。」
と書き分けるのもいいでしょう。

文末ですが、結びには相手を気遣う言葉を添えましょう。

「寒さ厳しき折、お風邪など召されませんようご自愛ください。」
「春とはいえ、まだまだ寒さが続きます。くれぐれもお体を大切になさってください。」
「春光の中、ますますのご活躍をお祈りいたします。」

短い手紙文の中にも、かすかな季節の変化が伺えますね。

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